そもそも保険とはなんのためにあるのか?

公開日:2020年3月24日

自分にぴったりの保険を選ぶにあたりまず最初に知っておいてほしいことは「そもそも保険とはなんなのか?」、「保険はなんのためにあるのか」ということです。

ここでは、そもそも保険とはどんなもので、なんの目的のために存在しているのかを理解し、保険選びの参考にしてください。

保険の目的は「困っている人をみんなで助ける」こと

人生には、多くの不安や心配事がつきものです。

病気やケガをして手術や入院が必要になったり、死亡という不測の事態が起きたときに、自分の力でなんとかしようと思っていても多額の費用を用意することは大変なことです。
このようなときのために保険があるのです。

保険の仕組みを簡単にイメージすると、たくさんの人が、もしもの時のために少しづつお金(保険料)を出し合い一つの大きなお財布にお金を貯めていきます。
そして、その中の誰かが病気になったり、ケガをしたり、死亡したときなど万が一のことが起きた場合に、そのお財布から必要なお金を使えるようにするのです。

つまり、死亡や入院など予期せぬ出来事が起こったときに、自分やその家族だけで対処するのが大変だから、みんなで少しづつお金を出し合って不測の事態に備えようとするものです。

このように保険は、助け合いの精神から生まれたものです。
これを「相互扶助」といいます。
保険の根底にはこの「相互扶助」の精神があります。

この助け合いの精神を国民全体で形にしたものが、健康保険や国民年金などの国が運営している社会保険です。

社会保険について、最低限知っておきたい知識

さらに、それでは足りない部分を補うために、民間の保険会社などが提供している生命保険や損害保険などがあるのです。

保険は難しくない

社会保険も生命保険などの保険は複雑で難しいものと考えている人も多いのですが、みんなでお金を集めて困っている人に渡すという本来の目的である助け合いの仕組みということをイメージすればいくらか保険は単純なものだと思いませんか?

わかりづらいと敬遠されがちな生命保険などの保険ですが、保険は私たちの生活にとってとても大切で必要なものです。
このサイトでもそんな保険についてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。