貯金をしたいと思っていても、なかなかお金が貯まらないという方は多いのではないでしょうか。
貯金ができないというのは、もちろん、給料などの収入よりも支出が多いから、つまり、赤字の状態になっているからです。
収入より支出が少なければ当然貯金ができます。
収入より支出が多いから貯金ができないのです。
貯金できないのは収支を管理できていないから
貯金ができない理由のひとつは、今現在いくらの収入があって、毎月いくらお金が出て行って、いくら残っているのかという収支の管理できていないからです。
収入や支出の額がわからなければ貯蓄するための計画を立てることもできません。
貯金をするには毎月の収支をしっかり把握することが大切です。
まず始めるべきは毎月の収支を把握し、家計のバランスをおおまかにでもよいので把握することです。
そのうえで貯蓄目標額を決める
貯金ができないもうひとつの理由は、目標を決めずに漠然と貯金をしようと思うからです。
わたしたちは目標がないとなかなか頑張ることはできませんよね。
目標はないよりあったほうが確実に達成できます。
まずは、毎月の収支を把握した上で可能な範囲で目標とする貯蓄額を決めましょう。
まずは、毎月の貯金額を決めるのもよいですし、1年後、5年後までにやりたいことのためにいくら貯めるなど具体的なものにするとなおよいでしょう。
貯蓄額を決めて予算を立てることで、使いすぎを防ぐことができます。
貯金ができるための仕組みを作る
毎月の収支を把握して、目標額を設定したら、次は貯金のための仕組みづくりをしましょう。
ここでのポイントは、自動的に貯金で来るような仕組みを作ることです。
毎月給料前になって、余ったお金を貯金に回そうと思ってもなかなかうまくはいきません。
貯金ができない人は、余ったら貯金をしようと考えているような人です。
そうではなくて、給料をもらったらまず貯蓄に回して、その貯蓄分は最初からなかったと思って生活をしてみてください。
実質的に給料が減ったような気になるので最初はきついかもしれませんが、限られた予算のなかで生活をすることで確実に貯金ができます。
貯蓄目標額を決めたら「先に」貯金をする「先取り貯蓄」をしましょう。
「先取り貯蓄」に向いているのは?
先取り貯蓄といっても毎月の給料から貯金として手元に置いておくという方法ではなかなか長続きさせるのは難しいものです。
そんなときは、「先取り貯蓄」ができる商品を利用するとよいでしょう。
たとえば以下のようなものがあります。
貯金が苦手でも勝手にお金が貯まる!「財形貯蓄」とはさいごに
ここでは、貯金ができないのはなぜか、貯金をできるようになるにはどうするのかをご紹介しました。
お金を貯めるポイントは
- 収入と支出の額を把握して管理する
- 貯蓄目標額を決める
- 先取り貯蓄で自動的に貯まる仕組みを作る
です。
是非参考にしてみてください。