公開日:2020年2月6日 最終更新日:2020年2月15日
節約をしようと思って頑張っていても長続きせずに何度も挫折をしたという人も多いのではないでしょうか。
節約のために欲しいものを我慢し、毎日昼食にお弁当を作り、飲み物も水筒に水を持っていき、外食を控え仕事で疲れて帰ってきてから自炊をする。
どれも心がけとしては素晴らしいものですが、その「頑張りすぎ」が節約が続かない原因になっていないでしょうか?
しだいに節約に疲れてストレスで以前よりも金遣いが荒くなってしまったなんてことにもなりかねません。
ここでは、そんな頑張り過ぎで節約が続かない人の節約が続くようになるためのコツをご紹介します。
節約とはお金を使わないことだが…
節約とはその名のとおり、お金を使わない、または、どうしても必要なものがあった場合は、なるべく「安値」で購入すること、これに尽きます。
つまり、同じ商品を買うならより安いものを買う、同じだけ満足度を求めるならより安いものを買うということです。
例えば、毎日買うものでも100円安ければ、1ヶ月で3,000円、1年では36,00036,000円もの差が出てきます。
そう思って欲しいものを我慢し、お金を使わないようにすれば確かにお金は貯まります。
しかし、 それでは貯金よりも節約が目的になってしまい、 常に「節約しなきゃ」、「お金を使ってはいけない」と思って生活していくのもストレスが溜まります。
これが節約が続かない大きな原因です。
欲しいものを我慢したり、何がなんでも安いものを買えばいいというは正解なのかというとそうではないのです。
なんでもかんでも我慢しなくていい
節約をしているからとなんでもかんでも欲しいものを我慢するのはストレスが溜まり、せっかくの節約も長続きしません。
普段節約をして無駄な出費を減らしているのなら、ストレスが溜まってきたり、疲れたなと感じたときは無理に我慢しなくてもいいのです。
少し贅沢をしてもいい品物を決めておく
例えば、月に一度の自分へのご褒美である外食であったり、牛肉だけは国産の良いものを買うなど決めた品物については節約の対象としなくてもよいのです。
その代わり、それ以外のものを節約し、トータルで節約を達成できればよいのです。
なんでもかんでも安いものを買い、節約に励んでも満足できないものを買い続けるだけでなく、楽しくもないので節約は続かなくなるでしょう。
満足感と出費のバランスを考えることが節約を続けるためのコツだといえるでしょう。
節約をするならまず目標を決める
節約が続かない人は、特に目標額も決めずにとにかく節約をしようとしがちです。
目標がないものは続けにくいものです。
まずは何のために節約をするのか理由を考えて、そのためには出費をいくら抑えたいのか、いくら貯金したいのかなどを明確にしておくとよいでしょう。
そして、その目標額に向けて節約した分を貯金という目に見える形にするとよいでしょう。
ダイエットと同じで記録をつけることで節約を続けようというモチベーションも上がってくるものです。
ですが、ここで細かく家計簿をつけようとは思わないことです。
もちろん、家計簿をつけられれば無駄な出費を見つけることができて良いのですが、はじめから細かい家計簿をつけようと思ってもなかなか続きません。
なので、まずは今日いくら節約できたのかだけでも把握するようにすればモチベーションを維持できるでしょう。