公開日:2020年3月25日
はじめてクレジットカードを作りたいと思ったとき、種類がたくさんあって何を基準に選べばよいのかわからないという人も多いと思います。
それこそ数えきれないほどのクレジットカードが発行されていて、その中から自分にぴったりの1枚を選ぶのは難しいものですよね。
ここでは、はじめてクレジットカードを作る方や、追加で作りたいけれど、どういう基準で選べばよいかわからない方へクレジットカード選びのポイントをご紹介します。
よく使う場所で選ぶ
まず最初は、クレジットカードをよく使う場所でカードを選ぶということです。
クレジットカードには、特定の場所で利用するとポイントが多く付くなどの特典があるものがあります。
TSUTAYAをよく使うなら
たとえば、TSUTAYAが発行する「Tカード プラス」というカードがあります。
通常のTカードであれば、毎年有効期限が来れば更新手続きが必要で、レンタル更新費用を支払う必要があります。
ですが、この「Tカード プラス」であれば、レンタル更新費用がずっと無料なうえ、更新手続きも必要ありません。
さらに、TSUTAYA店頭で利用すればポイントが3倍もらえます。
家電もお得に買える
また、家電量販店が提携するクレジットカードというものもあります。
通常、クレジットカード払いだとポイント還元率が下がりますが、この提携するカードを利用するとポイントをアップすることができます。
家電の場合は金額が大きいのでその差は大きいでしょう。
このように、よく利用する場所でお得に使えるクレジットカードを作るというのは選択肢の一つとなります。
国際ブランドで選ぶ
「VISAカード」や「JCBカード」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
これらはクレジットカードのブランドをあらわしており、国際的に流通していることから国際ブランドと呼ばれています。
国際ブランドとして世界で認知されているものが、「VISA(ビザ)」、「Mastercard(マスターカード)」、「JCB(ジェーシービー)」、「American Express(アメリカンエキスプレス)」「Diners Club(ダイナースクラブ)」の5種類です。
中でも「VISA」と「Mastercard」が世界的に大きなシェアを占めています。
- VISA(ビザ)
- Mastercard(マスターカード)
- JCB(ジェーシービー)
- American Express(アメリカンエキスプレス)
- Diners Club(ダイナースクラブ)
世界的に大きなシェアを占めているということはそれだけ使えるお店が多いということです。
したがって、はじめてのクレジットカードは「VISA」か「Mastercard」のどちらかを選ぶとよいでしょう。
特に海外旅行に行く機会が多いのならVISAの国際ブランドがついたカードがおススメです。
カード発行会社で選ぶ
クレジットカードを発行している会社は日本国内にたくさんあります。
大手と言われる三井住友カードやクレディセゾン、有名どころだと楽天カードやイオンクレジット、エポスカードなどがありますが、やはり大手や人気のクレジットカード会社はカードの紛失や困ったときのサポート体制がしっかりしています。
また、セキュリティもしっかりしているところが多いので、はじめての1枚はこれらの発行会社を選べば安心です。
年会費の有無で選ぶ
クレジットカードを選ぶうえで年会費がかかるかどうかも大切なポイントです。
年会費とは、そのクレジットカードを持つのに必要な会員費のことで、はじめに持つカードなら年額1000円台のものが多いでしょう。
年会費がかかるクレジットカードは海外旅行時の保険が充実していたり、ポイントの還元率が高かったりと買い物以外の付帯サービスが充実しているという特徴があります。
ですが、年会費が無料だからといって料金を取られることもありませんから、1枚目のクレジットカードは、まずは年会費無料のものから選ぶとよいでしょう。
ただし、中には初年度のみ年会費無料で2年目以降は年会費が発生するものもあるのでクレジットカードを作る際は注意しましょう。
ポイント還元率で選ぶ
クレジットカードを利用して支払いをすると利用金額に応じてカード会社独自のポイントが貯まります。
カードによって還元率が異なりますが、還元率の高いカードを選べばお得にポイントを貯めることができます。
貯めたポイントは景品と交換できたり、電子マネーやほかのサービスのポイントに交換ができます。
クレジットカードで支払うことにより、現金で支払うよりもかなりお得になります。
さいごに
ここでは、はじめてのクレジットカードを選ぶ際のポイントをご紹介しました。
はじめて持つクレジットカードは引き続き所有することが多いので、知名度があって安心感があり、長く使える人気のあるカードを選ぶとよいでしょう。
その上で、必要に応じて2枚目、3枚目のカードを検討するとよいでしょう。